AWS認定を受験する
AWS認定の話です。
IT企業に勤務していて、インフラ関連の仕事をすることが多く、せっかくなのでAWS認定を受験しようと思います。
受験するにもどんな試験なのか全くわからないので、公式サイトの情報などから、とりあえず整理してみます。
AWS認定の概要
AWSについての知識やスキルを有していることを証明するもの
大きく体系が2つあり、11種類のAWS認定がある
再認定という仕組みがある
秘密保持契約書(NDA)もある
体系
役割別認定と専門知識認定の2つの体系に分かれている
役割別認定(6種類)と専門知識認定(5種類)の計11種類【2019年12月時点】
役割別認定
役割別認定には、
プロフェッショナル、アソシエイト、基礎コースの3つのレベルがあり、
アーキテクト、運用、開発者、クラウドプラクティショナーの役割に分かれている。
この役割が役割別認定という名称の所以でしょうか。
レベル |
試験名 | 役割 |
プロフェッショナル | Solutions Architect | アーキテクト |
DevOps Engineer | 運用/開発者 | |
アソシエイト | Solutions Architect | アーキテクト |
SysOps Administrator | 運用 | |
Developer | 開発者 | |
基礎コース | Cloud Practitioner | クラウドプラクティショナー |
レベルとしては、以下のような基準だそうです。
- プロフェッショナル:2年間のAWSを使用したソリューションの設計、運用およびトラブルシューティングに関する包括的な経験
- アソシエイト:1年間のAWSを使用した問題解決と解決策の実施における経験
- 基礎コース:6か月間の基礎的なAWSと業界知識
専門知識認定
専門知識認定は以下の5つ【2019年12月時点】
- Advanced Networking
- Big Data
- Security
- Machine Learning
- Alexa Skill Builder
レベル感としては、「専門知識分野において、技術的なAWSクラウドでの経験」と記載あり。
Advanced Networkingは、役割別認定のアソシエイトか基礎コースのレベルを取得していることが前提条件みたいですね。専門知識と言われるだけあって、レベルが高そうです。
また、Big Dataは今後、認定の名称が Data Analyticsに変更されるそうです。
時代の流れ、技術トレンドなどを考慮し、AWSは定期的に認定の見直しを行っているんですね。
再認定
2年ごとに認定の更新(再認定)が必要
再認定を受けるには、方法は2つ
- 再認定試験に合格する
- より上位レベルの試験に合格する
一度合格しただけで永続的に有効なものではなく、継続して認定を維持する必要があるんですね。そうすることで、AWS認定としての全体的な価値の維持を図っているようです。
ベータ試験
これまでに書いたAWS認定以外にも、ベータ試験なるものがあり、近日公開されるAWS認定のベータ版を実施しているようです。
ベータ試験は標準試験料金の50%で受験でき、合格したらそのAWS認定が取得できるそうです。
ただ、ベータ試験は英語のみの提供になるみたいです。
認定の表記
認定の表記?呼び方?としては以下のように記すらしい。
AWS Certified Security - Specialty
AWS Certified Solutions Architect - Professional
AWS Certified SysOps Administrator - Associate
AWS Certified Developer - Associate
AWS Certified Certified Cloud Practitioner
最初に、AWS Certified(AWS認定)と記載し、試験名(役割や専門知識の名称)、最後にレベルを記載するみたいです。Cloud Practitionerはレベルを表記せず、試験名だけで終わるみたい。
まとめ
私はAWSの実務経験もないので、まずは役割別認定の基礎コースであるCloud Practitionerの認定取得から目指していこうと思います。
その次に、アソシエイトのどれかの取得を目指したいと思います。
Azureでも基礎レベルのAzure Fundamentalsから受験したので、ちょうどいいかもしれません。