とくらす。

家電とくらす。革靴とくらす。パソコンとくらす。モノとくらす。○○とくらす。雑記帳だったり、備忘録だったり、感想だったり。色々なことをメモっていこうかな。30代IT系サラリーマンが書くブログです。

AZ-900 を受験し、合格しました

先日、Microsoftの認定資格である、AZ-900: Microsoft Azure Fundamentas

Exam AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals - Learn | Microsoft Docs)を受験しました。

700点合格の試験で、700点を取得しギリギリで合格しました。

 

試験の内容は機密保持契約(NDA)の関係で記載できませんが、

勉強法と勉強不足だった点を自分なりにまとめました。

 

 

前提条件

  • IT系の会社で働いていますけど、仕事でAzureを使ったことはないです。
  • インフラエンジニアとしての勤務経験はありません。
  • IPAの試験で応用情報技術者試験までは合格しました。
  • ベンダ系の資格試験ははじめてです。
  • テストセンターでの試験もはじめてです。

 

試験範囲

まず、試験で何が出題されるかを知るために、試験範囲の確認は重要です。

Microsoftの公式HPでは、以下の4つのカテゴリが()内の割合で出題されると記載されています。(2019年11月末時点)

  • クラウドの概念の理解(15-20%)
  • コアAzureサービスの理解(30-35%)
  • セキュリティ、プライバシー、コンプライアンス、信頼の理解(30-35%)
  • Azureの料金とサポートの理解(25-30%) 

 

本試験範囲は2019年10月23日に変更されたようです。

一部、内容の追加や削除があったみたいです。

私の推測になりますが、新しいサービスの追加や法規制、ポリシー変更の影響などを受けてのことでしょうか。今後も変更される可能性はありそうです。

 

試験概要

試験実施時間:90分

90分の中には、NDAの内容確認やチュートリアルも含んでいます。

試験内容を他の人に伝えないでくださいといった内容の確認や、試験の際の画面の操作方法を確認します。

 

受験の申し込みを行うと、認定試験 予約内容の案内メールが届きます。

そのメールにNDAが記載されているURLが書かれているので、試験前に読んでおいた方が良いかもしれません。

 

申し込みの際には、Microsoftアカウントの入力が必要です。

試験料金は、¥13,500円(税込)です。

 

勉強方法 

Microsoft Learnで勉強 

docs.microsoft.com

 

Microsoftが提供している無料の学習ページです。

特に、ラーニングパス「Azureの基礎」がAZ-900の試験対策に合致します。

 

文字での説明だけでなく、動画やミニテストなんかもあったりするので、

そこまで退屈しません。また、Azureの操作もすることができます。

Azureのアカウントがなくても、Microsoft Learn内部だけでAzureを触ってみることができます。実際に自分で動かすことができるので、理解度が増します。(一部、Azureのアカウントがないとできない操作もあったりしました。)

 

勉強時間

正確に計測したわけではありませんが、総勉強時間としては、

【20時間程度】だったかなと思います。

ラーニングパス「Azureの基礎」をスキマ時間に見たり、勉強中に出てきた分からない単語を調べたりしていました。

 

ラーニングパスを全て見た後に、もう一度、おさらいとして理解が浅い部分を見たり、ミニテストを受けたりしました。

 

反省点・今後に向けて

反省点

Azureの認定資格の試験の中でも、比較的簡単な試験だと油断していました。

いざ、受験してみると、「あれ?どうだったっけ?」となる場面が多く、

最後の問題にたどり着いた時に「これは落ちたな。恥ずかしいな。」と思いました。

得点としては、700点で合格でしたが、ギリギリということもあり、

自分の勉強不足を痛感しました。

 

もう少し各サービスやサポートの詳細まで勉強しておくべきだったと反省しています。

Azureの情報はMicrosoftのサイトにたくさん転がっているので、

それをしっかり見ておくと良いかなと思いました。

少なくとも、ラーニングパス「Azureの基礎」に書かれている内容は

ちゃんと頭に入れておいたほうが良いですね。

 

その他

あと、テストセンターでの受験がはじめてということもあり、

少し緊張もしました。ドキドキしながら試験会場に行きました。

 

名前や住所、同意書みたいなのを記載して、受付をします。

本人確認書類を2種類、用意しておく必要があります。

顔写真を撮られて、荷物をロッカーにしまったら受付の人に知らせると、

別室の試験スペースに案内してくれました。

 

試験スペースには、身分証以外は試験会場で渡される小さいホワイトボードとペンしか持ち込めません。ティッシュは大丈夫ですか?と聞いたら、中身だけなら大丈夫ですと言われました。

 

机に案内されて、PC画面に自分の名前が記載されていることを確認し、試験が始まります。心の準備とかほとんどできなかったです。割といきなり始まりました。

ロッカーに荷物を入れる段階から、心の準備はしておきましょう。

 

試験中、他の試験受験者の物音が少し気になります。

キーボードのタイピング音やクリック音が割とします。

各机にイヤーマフがあるので、それを使用するのも可です。

 

夕方の受験の場合、遅刻すると受験すらできないこともあるそうです。

公共交通機関の遅れであったとしても対応不可な場合もあるみたいです。

要注意ですね。

 

試験後は、その場で合格かどうか分かります。

画面に得点が表示され、試験終了になります。

試験スペースから出ると、受付の方から試験結果の紙を渡され、ホワイトボードとペンを返却したら、終了です。

 

試験結果の紙には、「特典を利用するためのポータルについて、7日以内にメールを送ります」的なことが書いていますが、メールは来ませんでした。不合格だったのかなと不安になりましたが、サイトにアクセスしてみたら無事にログインできてそうなので、別にいいかなと思っています。

 

今後に向けて

今回の反省を活かして、次は「AZ-103: Microsoft Azure Administrator」を受験したいと思います。