Surfaceペンの使い方
Surface Pro 7を買ったときに一緒に買ったSurface ペンを使いこなしたいので、いろいろ調べてみます。
公式サイトに使い方は色々書いていましたが、少し分かりにくいので整理のためにも記事に書いていきます。
消しゴムとして使うトップボタンをショートカットに設定できるみたい。
3つのアクションにショートカットを設定できる
アクションとしては、以下の3種類の動作に設定できるそうです。
- シングルクリック(1回)
- ダブルクリック(2回)
- トップボタン長押し
この3つの動作に、どういう操作をショートカットとして割り当てるかをカスタマイズできるみたいです。
ペンのショートカットの設定方法
ペンのショートカットの設定のやり方はコントロールパネルで行います。
画面左下のWindowsマークをタップして、歯車マークをタップ、「デバイス」をタップして、左側のメニューから「ペンとWindows Ink」を選択して、下のほうにスクロールすると、ショートカット設定画面が出てきます。
プルダウンメニューから設定できる操作を選択できるみたいですね。
しかし、よく見ると各動作で割り当てられる操作は微妙に違うようです。
動作ごとの選択できる操作は以下のようになっていました。
各動作に設定できるショートカット
シングルクリック
- Microsoft Whiteboard
- 画面の領域の切り取り
- Windows Ink ワークスペース
- OneNote
- クラシック アプリを起動する
- ユニバーサル アプリを起動する
- OneNote 2016
ダブルクリック
長押し
各動作で共通してできることとしては、「Windows Inkワークスペース」、「クラシックアプリを起動する」、「ユニバーサルアプリを起動する」があります。
また、「スクリーンショットをOneNoteに送る」や「Cortana」など、特定の動作でしか出来ないショートカットもあります。
ショートカットでも、何をしてくれるのか分からない操作もあったので、各ショートカットがどういうものかを調べてみます。
ショートカットでできること
Windows Ink ワークスペース
「Windows Ink ワークスペース」のショートカットでできることは、以下の4つ
- ホーム(Windows Ink ワークスペースのホーム画面の起動)
- Microsoft Whiteboard(Microsoft Whiteboardの起動)
- 付箋(付箋アプリの起動)
- 切り取り&スケッチ(画面の切り取りとスケッチ画面の起動)
どれを行うかを選択します。
Microsoft Whiteboard
真っ白な画面(ホワイトボード)が出て、手書き入力ができます。メモやお絵かきノートとして使えます。背景を、無地や罫線、ドット等に変更できます。
クラシックアプリを起動する
クラシックアプリとは、自身がインストールしたアプリケーションのことだそうです。なので、何か追加したアプリケーションを呼び出したいときに、クラシックアプリとして設定してショートカットに割り当てておくことで、すぐにアプリを起動することができるようです。
ユニバーサルアプリを起動する
ユニバーサルアプリとは、Microsoftストアでダウンロードできるアプリケーションのことだそうです。(ざっくりですが) Windows 10の標準機能や最初から入っているアプリケーションなんかもこれにあたるそうです。ユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)アプリとも言うそうです。以下は一例です。
-
アラーム&クロック
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カレンダー
-
メール
-
電卓
- etc.
切り取り&スケッチ
画面全体をキャプチャして、「切り取り&スケッチ」が起動する。
画像のトリミングや、手書き文字の入力などができる。アプリというより機能に近い?
画面領域の切り取り
画面の範囲を選択するモードになり、指定した範囲のキャプチャを保存できる。 切り取った図はクリップボードに保存される。右下にポップアップが現れるのでタップすると、「切り取り&スケッチ」が起動する。
スクリーンショットをOneNoteに送る
画面全体のスクリーンショットを保存した後に、OneNoteが起動し、取り込む領域を指定する画面が出てくる。その後、ノートに画像が貼り付けられて、手書き文字の入力ができる。画像はスクリーンショットとして、フォルダに保存される。
ショートカットどれにする?
どんなことができるか大体整理できたところで、何をどの動作に割り当てるかを考えます。
ただ、画面キャプチャ、スクリーンショットは似たようなことができるので、どういった場面でどれを使うのか自分自身の使う場面を想定することが大事そうですね。
「切り取り&スケッチ」と「画面領域の切り取り」
似たような機能だと思いました。
「画面領域の切り取り」が先に領域を指定する分、素早く操作することができるかなと思います。ただ、指定領域の修正ができないので、そこはポイントかなと思います。
修正がしやすいのは「切り取り&スケッチ」なので、使い慣れていないうちはこちらが良いかなと思っています。
結論:ショートカットの設定
まずは、以下のように設定するようにしてみます。
シングルクリック:Windows Ink ワークスペース - 切り取り&スケッチ
長押し:Windows Ink ワークスペース - Microsoft Whiteboard
「スクリーンショットをOneNoteに送る」というショートカットがダブルクリックでしかできないので、これを軸に考えてみました。
何かのアップデートによっては、設定できるショートカットも変わるかもしれないので、より便利になるものがでてきたら設定し直したいと思います。